部屋探し

 

 

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部屋探し

ここではパリでの部屋探しについて解説します。地方ではそうでもないのですが、パリでの部屋探しはフランス人にとっても難しいもので、しかも家賃も高いです。感覚としては東京都内よりも少し高いぐらいといったところでしょうか。それに加えてパリでは、人が動かないので、部屋の空きが出ずに部屋を探すのにヘタをすると何ヶ月もかかるということもあります。

 

デデ
デデ

部屋探しほんとに大変だったね...。

 

部屋探しサイト

パリで部屋を探すとなると、まず使うのがインターネットです。部屋探しのためのサイトがいくつかあるので、できるだけ色々使っていい部屋を探します。

Ovni、MixB

Ovni

MixB

この2つは仕事探しのところでも紹介したサイトになります。仕事だけでなく部屋情報も載っているので、活用して下さい。

また、日本人がオーナーの物件も多くあるので、フランス語ができなくても安心です。ただし、日本人オーナーの中にもあまり良くない人もいるので、そこは注意するようにして下さい。

 

PAP

PAP

フランス人もよく使うサイトです。そのため競争率が高く、いい部屋がでると多くの人が応募します。見学当日に物件に行ってみると、列ができていてオーナーの方と面接をしなければいけない、なんてこともあるほどです。

いい部屋を見つけてメッセージを送ってみても返ってこない、ということもザラにあります。

管理人もこのサイトを使っていましたが、結局ここで見つけることはできませんでした。

 

SeLoger

SeLoger

これもフランス人がよく使うサイトです。ここもよく使っていましたが、PAPと同様全然返事が返ってこなかったので、諦めました。

タイミングの問題もあると思うので、使ってみることをおすすめします。

 

leboncoin

leboncoin

これも仕事探しのところで紹介したものになります。仕事探しだけでなく、部屋探しにも使えます。

Immobilierのlocationという項目から部屋の検索ができるんですが、予算を低く設定すると、オフィスや日貸し、週貸しの部屋が出てくるので、予算をある程度上げて検索した方が探しやすいです。

 

友人

これも仕事探しで挙げましたが、有効な手段の一つです。友人の住んでいるアパートに空きがあるか、友人にアパートを持っている人はいないかなど友人からのつながりを辿ると意外と何か見つかります。また、これも同様にFacebookなどsnsを通じても部屋を探すことができます。

 

部屋探しに使える単語

部屋探しをする上で覚えていた方がいいフランス語をいくつか紹介します。部屋探しをする上でオーナーの人とやりとりすることがあると思いますが、オーナーは歳をとったフランス人であることが多いです。そんな時のためにここに書いてあることぐらいは押さえておくようにしましょう。

 

部屋探しに使えるフランス語1
  • location・・・賃貸
  • meublée・・・家具付き
  • studio・・・ワンルーム
  • propriétaire・・・大家

 

部屋探しに使えるフランス語2
  • 1 pièce・・・一部屋
  • carte・・・地図
  • Situé rue de Vaugirard・・・Vaugirard通りに位置する
  • loyer・・・家賃
  • charge・・・光熱費
  • à pied・・・歩いて
  • calme・・・静かな
  • très nombreux commerces・・・多くの商業施設
  • quartier・・・区画
  • avec ascenseur・・・エレベーター付き
  • très bon état・・・いい状態
  • double vitrage・・・二重ガラス
  • sans vis à vis・・・窓が向かい合わせでない
  • avec armoire dressing・・・押入れ付き
  • commode・・・タンス
  • canapé lit・・・ソファーベッド
  • cuisine・・・キッチン
  • évier・・・流し
  • frigidaire avec congélateur・・・冷凍庫付き冷蔵庫
  • douche+lavabo・・・シャワー+トイレ
  • chauffage eau individuel au gaz・・・ガスによる個別の温水
  • chauffage collectif・・・共同暖房

 

部屋探しに使えるフランス語2
  • L’immeuble dispose d’un digicode, d’un gardien, d’un local poubelle et d’une cour privative・・・建物に入る際の暗証番号、管理人、専用のゴミ箱、プライベートの中庭
  • disponible immédiatement・・・すぐに入居可
  • en bail meublé・・・家具付きの賃貸
  • Contactez moi d’abord(par e-mail uniquement)・・・ まずメールで連絡して下さい
  • Je vous enverrai alors la liste des documents nécessaires pour la constitution de votre dossier・・・必要書類のリストを送ります
  • Prise de rendez-vous par téléphone・・・電話で予約をとって下さい

 

PAPから一例として取ってきました。ここで紹介したものを押さえておけば、ほぼ問題ないでしょう。

 

住所変更について

引越しをすると、日本と同様いろいろなところで手続きが必要になります。ここではその手続きを紹介していきます。ここで紹介しているものの他にもあると思いますが、とりあえず必要になりそうものを挙げています。

以下の情報は全て2019年7月時点のものです。

 

銀行(LCL銀行の場合)

銀行の窓口で引越しをした旨を伝えると、住所変更届をもらえます。必要書類は住所変更届に書かれており、銀行の方からも説明があります。

必要書類はパスポートや住居証明(電話またはガスの領収書)です。ただし、colocationといって誰かとルームシェアしていたり、誰かの家に住まわせてもらっている形の人は、それとは別に家主のattestation d’hebergement(滞在証明書)を書いてもらい、3ヶ月以内の電気またはガスの領収書と家主のパスポートのコピーが必要になります。

attestation d’hebergementはLCL専用のものがあるので、それに記入してもらう必要があります。

1週間ほどで住所変更が完了します。

 

Sécurité sociale

Ameliのマイページから住所変更ができます。

マイページのMes informations(私の情報)からAdresse postale(住所の欄)を編集するだけです。

Ameli

 

滞在許可証

滞在許可証の住所変更は引越しから3カ月以内に行う必要があります。

 

必要書類

  • 直近3カ月以内の住居証明
    colocationといって誰かとルームシェアしていたり、誰かの家に住まわせてもらっている形の人は、それとは別に家主のattestation d’hebergement(滞在証明書)を書いてもらい、直近3ヶ月以内の電気またはガスの領収書と家主のパスポートのコピーが必要になります。
  • パスポート
  • 証明写真3枚
  • 滞在許可証

 

住所変更の手続き

まず滞在許可証の住所変更のためには警察署に行く必要があります。予約は必要ありません。行くべき警察署は下の表を参考にして下さい。

滞在許可証の住所変更についての表
https://www.prefecturedepolice.interieur.gouv.fr/Demarches/Particulier/Ressortissants-etrangers/Ressortissants-etrangers/Titres-de-sejour-Nous-contacter#ancre-1より

表の一番左に地区が書かれています。自分が1区に住んでいるなら、行くのは17区にある警察署ということになります。

ここで注意しなければならないのが、中央の列に書かれている営業時間が書かれていますが、住所変更の受付は平日の9時から12時となってますので、注意してください。14区の方の警察署については未確認ですが、同じ時間帯で行けば問題ないかと思います。

 

17区にある警察署
https://www.parisenmetro.com/metro/rome/より

上の写真が17区の警察署です。左側の半分切れているところから入っていきます。中に入ると2つ列があって左が緑、右が青のラインが引かれていますが、に並んでください。左が住所変更の列です。

中に入ると機械があるので、changement d’adresseを選ぶと、順番待ちのチケットが出てきます。

順番が来たら窓口で書類を提出して完了です。滞在許可証の更新手続きと同様、手続きが完了したらSMSでメッセージが送られてくるので、それが来たらciteのprefecture de policeに取りに行きます。

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